【転職を迷う薬剤師必見】クスリのアオキの年収・待遇・働き方を徹底分析
薬剤師や薬学生がドラッグストアに転職や就職を考えた時に「クスリのアオキって地方では有名だけど、実際に薬剤師として働くと年収とか待遇とかどうなの?」と迷うことは少なくありません。

クスリのアオキは車でよく見かけるけど、駅近のドラッグストアと何が違うのかしら
私は新卒でドラッグストアに就職し、転職も経験する中で薬剤師の経験と簿記の知識を活かして企業を分析して自身に合う会社を探しました。
そこでこの記事では、地方で圧倒的な存在感を持つクスリのアオキ(クスリのアオキホールディングス)を、会社概要・業績・年収・働き方まで薬剤師目線で徹底的に分析しました。
クスリのアオキに就職を考えている薬剤師や薬学生はぜひ最後までお読みください。
※ 本記事の情報は2025〜2026年時点の公開情報・有価証券報告書・採用サイトの情報をもとに作成しています。個人の経験は異なる場合があります。最新の採用情報はクスリのアオキホームページをご覧ください。
また、本記事は筆者の個人的な見解に基づくものとなり、企業を評価するものではありません。
結論:クスリのアオキは高年収×キャリアアップを狙う薬剤師に向いている
クスリのアオキはナショナル社員で新卒時から600万円を超える給与水準に加え、店舗拡大によって薬局長・管理職のポストが増え続けている点で年収とキャリアの両方を狙いたい薬剤師にとって大きな魅力です。
一方で、郊外型店舗が中心であること、店舗拡大による組織変化が頻繁にあることは、事前に理解しておきたいポイントです。
「調剤だけに集中したい」「都市部で働きたい」という方には合わない可能性があります。
クスリのアオキの薬剤師の年収・勤務地・年間休日数
クスリのアオキの年収
クスリのアオキの公式採用サイトでは、薬剤師の具体的な給与額の理論年収は以下となります。
【新卒】

【中途】


キャリア採用(中途採用)の場合には年収は人によって異なります。
うまく転職エージェントを用いることが好条件で転職するために必須です。
ちなみに私は3社転職エージェントを使って転職しました。

薬剤師の初任給・年収を確認するには以下のマイナビ2027等の就職情報サイトの募集要項をご確認ください。
クスリのアオキの勤務地
クスリのアオキの勤務地は以下のようになっています。

クスリのアオキの出店地域は主に北信越エリア(400店舗以上)であり、ドミナント戦略により当該地域における地盤強化を行っています。

店舗が多い、企業が力を入れているということはそこのエリアでの勤務の可能性が増えるということです。
働きたいエリアに店舗が多い企業を選ぶことも長く働く上では重要です。
クスリのアオキの年間休日数
クスリのアオキの年間休日数は108日以上(月間平均9日)となっています。
※基本日祝休み
また、2021年における薬剤師社員の休日休暇の取得状況は平均116日以上(薬剤師社員の有給休暇の年間平均取得日数8.7日)となってます。

クスリのアオキは休日数はドラッグストア業界の中でも多くはありません。
一方で年収は高めのため、働いて稼ぎたいという人には向いていると思います。
クスリのアオキの教育環境

病院経験しかなくて薬局のことわからないから教育がしっかりしているところがいいんだけど、、、
クスリのアオキは「成長できる環境」を掲げ、大手の特徴である多彩な研修制度を整備しています。
医薬品知識や対人業務スキルなどを学ぶ新人薬剤師研修からはじまり、新任薬局長研修やマネジャー研修まで、成長段階に合わせた教育体制が特徴です。


イオン株式会社がクスリのアオキの約9%の株式を保有しており、クスリのアオキはハピコムグループに加入しているためハピコム総合研修も研修内容にあります。
また社員の自己成長を助ける以下の制度もあります。

では次にクスリのアオキの福利厚生についてみていきましょう。

クスリのアオキでは新卒入社の3〜6年目の中で6人に1人が本部職への早期抜擢をされています。
自身で研鑽を積むことで、若いうちから裁量権が持てるようになることもクスリのアオキの特徴です。
クスリのアオキの福利厚生
クスリのアオキの福利厚生は以下の制度などがあります。
- 社宅制度:転勤時に会社が社宅を用意
- 社員割引購入制度:グループ店舗での買い物が割引になる
- 企業型確定拠出年金(退職金制度):将来の資産形成をサポート
- その他処方箋補助制度など

企業型確定拠出年金の福利厚生があることは退職金の少ない薬剤師業界で老後資金を築く上で重要です。
- 育児休業制度:法基準を上回り、子どもが3歳になるまで取得可能
- 育児短時間勤務制度:所定就業時間を6時間まで短縮可能(子どもが12歳になるまで)
- 介護休業制度
- その他看護休暇など
その他にも従業員持株会、リフレッシュ休暇など充実しています。

育児短時間勤務制度が12歳まで使えるのはドラッグストア業界の中で長めになります。
子育てしながら長く働きたいという人にとっては良い環境です。
クスリのアオキの育児休業取得率
クスリのアオキの育児休業取得率は有価証券報告書では男性の59.0%となりますが、採用パンフレットでは男性の育休取得率100%という記載もあります。
また女性の育休取得率はパンフレット上126%となっております。

これは年度や集計基準の違いによる可能性がありますが、いずれにしろ比較的高い水準です。
しかしもっと男性の育児休業取得率が高いドラッグストアがあることも事実です。
では次にクスリのアオキがどのような企業かみていきましょう。
クスリのアオキホールディングスはどういう企業?

クスリのアオキHD(クスリのアオキホールディングス)の始まりは、石川県で創業した薬種商「青木二階堂薬局」です。
薬局距離制限の撤廃をきっかけに、薬局からドラッグストアへと業態転換を果たしました。
現在はドラッグストア事業を核としながら、株式会社ナルックスや株式会社ハッピーテラダを子会社化し食品スーパー事業をグループに取り込むことで「地域の暮らしを丸ごと支える」企業へと変貌を遂げつつあります。

生鮮食品に力を入れている郊外型のドラッグストア業態ですね。
イオン株式会社と商品の共同開発等を目的とした業務提携・資本提携、ハピコムグループに加入をしているため仕入れに強いことも大きな特徴です。
クスリのアオキHDの経営理念
クスリのアオキは
健康と美と衛生を通じて社会から期待される企業作りを目指すこと
となっています。
医薬品や化粧品を核商品としながら生活者の利便性も重視して、日用雑貨、食品、小物衣料などの生活必需品 を加えた品揃えのあるドラッグストアとなっていることが特徴です。
その特徴より150-500坪の大きな土地に車でアクセスできるような業態が多くなっています。
クスリのアオキが重視している戦略
クスリのアオキが重視している戦略は、食品強化戦略、調剤併設率70%以上、ドミナント化への移行です。
クスリのアオキの食品・生鮮の本格導入
クスリのアオキはM &Aにより取得した基盤や生鮮ノウハウを活かして「ドラッグストア×食品スーパー」のハイブリッド型を目指しています。
2025年度5月期末では一部小型店を除いて全店に青果・精肉・惣菜の導入が完了しており、他のドラッグストアより一歩先を行っています。
また、「ドラッグストア×食品スーパー」を実現可能とするため400坪ほどの敷地面積を有した店舗も多く存在します。

400坪はだいたいテニスコート5面分です。
クスリのアオキは調剤併設率70%以上を目指す
クスリのアオキは地域の「かかりつけ薬局」として安心、安全、利便性向上のため、2024年5月20日時点での調剤薬局併設率を70%以上とすることを目標としています。
クスリのアオキのドミナント展開の推進
クスリのアオキは地方のスーパーマーケットを買収することにより、その場所での生鮮マーチャンダイジングの強化と好立地の確保を推進しています。
また、ドミナント展開をすることにより店舗間の距離を近づけることで、利用者の認知度を高め、広告宣伝費等のコストを低く抑える戦略もとっています。

クスリのアオキの認知度を地域単位で向上させるということですね。
では次にクスリのアオキHDの業績をみていきましょう。

業績が伸びているとボーナスも増えるし、業績が上がっていた方が嬉しいわね
クスリのアオキHDの業績

※従業員数は外、平均臨時雇用者数含んでいません


5年間で売上高は約3,059億円から約5,015億円へと約1.64倍に成長しています。
経常利益も2022年5月期に一度落ち込んだものの、その後は回復・拡大を続け、2025年5月期には275億円と過去最高を更新おり伸び続けている企業と言えるでしょう。
2025円に発表された中期経営計画では2030年5月期売上高8,000億円、営業利益400億円の達成を経営目標と定めており、2035年には売上高1兆円を目指すという計画もあります。

かなり野心的な計画ですが、現状の売上高推移を考慮すると達成可能かもしれません。
いずれにしろこの規模ながら成長途中の企業ということですね。

結局どういう薬剤師がドラッグストアに向いているの?
クスリのアオキが向いている薬剤師・あまり向いてない薬剤師

企業の状況は時代や業界の動向ともに常に変化するため、最新の情報を手に入れるために採用担当者や転職エージェントに企業や働く店舗の状況を聞いてみましょう。
また、転職の場合にはスキルや経験によってそれぞれ年収や待遇が異なるため、企業情報や自身の市場価値を見極めるためにも転職エージェントをうまく利用することが欠かせません。
クスリのアオキをはじめドラッグストアへの転職の時におすすめの転職エージェントはこちらをご覧ください。

まとめ:企業を徹底的に理解し、あなたに合った会社を選ぼう
クスリのアオキホールディングスは、「ドラッグストア×食品スーパー」のハイブリッド型という独自の成長戦略で急拡大を続けている企業です。
ただし一番重要なことは「自分がどんな薬剤師として働きたいか、キャリアを描きたいか」を明確にすることです。
転職をするにも、現職に残るにも採用担当者への問い合わせや、転職エージェントをうまく活用することで最新の情報を集め後悔のないキャリア設計をしましょう。
この記事が皆様のキャリアプランの一助になれば幸いです。
ここまで読んでくださった読者の方々ありがとうございます。
今後も皆様の役に立てるような情報を発信していきたいと思いますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
※ 本記事の情報は2025〜2026年時点の公開情報・有価証券報告書・採用サイトの情報をもとに作成しています。個人の経験は異なる場合があります
