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新卒薬剤師が読むべき本3選【心・お金・実力を育てる教養書】

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薬剤師として働き始めて仕事には慣れましたでしょうか?

できることが徐々に増えて楽しい!

まだまだわからないことばかりで大変です

人それぞれだと思います。失敗することもわからないことも多いですよね。

私自身も失敗を数えられないくらい繰り返して、その度に都度様々なことを学びました。

現場での緊張、不安、将来へのぼんやりとした心配がある新卒薬剤師の皆様に、ぜひ今のタイミングで読んでほしい本を紹介します。

新卒や若いうちに「薬の知識」だけでなく「お金」「人生の軸」といった“教養”を身につけておくことで、今後のキャリアや生活の満足度が大きく変わってきます。

この記事では、新卒の時に失敗続きだった私が成長するために読んだ、新卒薬剤師にこそ読んでほしい本を「心」「お金」「実力」の3つのテーマに分けて紹介します。

結論としては

新卒薬剤師に読んでほしい本3選

医療のプロである前に、人としての軸を磨きたい → 『生き方』(稲盛和夫・著)

将来お金の心配をしたくない→『本当の自由を手に入れる お金の大学』(両@リベ大学長・著)

現場で通用する薬剤師になりたい → 『薬の比較と使い分け100』(児島悠史・著)

がおすすめです。

薬剤師なのにお金の勉強をしないといけないの?

人としての軸って何?

と思ったかもしれません。

しかし、私たちは薬剤師であるとともに社会人の一人でもあります。

尊敬される社会人になるためには人としての軸、信念というものは何より大切です。

本当は全て読んで欲しいところですが、一冊でも読んでみていただけると嬉しいです。

では具体的にどのような方に読んで欲しいのか説明していきます。

📘 1. 『生き方』(稲盛和夫・著)

──人として、どう働き、どう生きるかを教えてくれる一冊

自己啓発書、哲学書みたいな本を読むべきなの?

そう思うかもしれません。

皆様は白衣を着て毎日患者さんと向き合い、責任ある仕事をこなしていると思います。

それでも時々、「本当に自分が望んだ生き方ができているのか?」

そんな疑問が心をよぎる瞬間はありませんか?

『生き方』(稲盛和夫 著)は、仕事や人生の本質に立ち返り、自分の「軸」を見つめ直すための一冊です。

『生き方』(稲盛和夫 著)は「なぜ働くのか」「何のために生きるのか」という根源的な問いに真正面から答えています。

本書の中で何度も語られるのは、

「人間として正しいことをしているか」「利他の心で生きよ」というメッセージです。

医療に携わる私たち薬剤師にとって、これは馴染みのある考えかもしれません。

忙しさや日常に流されて忘れかけていた“志”や“心のあり方”を、もう一度見つめ直させてくれる力があります。

稲盛和夫氏(京セラ・KDDI創業者)が語る「人生哲学」と「働く意味」は、単なる自己啓発ではなく、医療職として人と向き合ううえで必要な“心の軸”を作って、辛いときこそ支えになってくれる一冊です。

こんな人に特におすすめ

  • 患者や医師と関わる中で、自分のあり方に迷うことがある
  • 「なんとなく働いてる」状態から抜け出したい

💰 2. 『本当の自由を手に入れるお金の大学』(両@リベ大学長・著)

──社会人1年目に読んでおきたい「お金の教科書」

皆様「お金」について考えたことありますでしょうか?

薬剤師は年収高いしそんなに気にしなくてもいいんじゃない?

確かに薬剤師は比較的高収入な職業ですが、「お金の使い方・増やし方・守り方」は教わりません。

また、薬剤師として現在働いている方々も

給料は安定しているけれど、手取りは想像より少ない。
奨学金の返済や、社会保険料、税金など「何にいくらかかっているのか、よくわからないまま働いている」

状態になっていませんか?

そんな新卒薬剤師にこそ手に取ってほしいのが、両@リベ大学長の『本当の自由を手に入れる お金の大学』です。
この本では、社会に出たばかりの人が知っておくべき「お金の5つの力(貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う)」を、イラストと図解でやさしく解説しています。

特に、税金や保険、投資などは、薬学部ではほとんど触れることのない分野です。
でも、知らないままだと、損をしていてもそれにすら気づけません。

将来への漠然とした不安をなくすには、「稼ぐ」だけでなくお金について「知ること」が必要です。
この本を通して、お金のことを“武器”として学ぶきっかけにしてみてください。
あなたの自由な選択肢が、きっと広がります。

そして豊かな人生、不安のない老後を歩めるはずです。

お金に関する薬剤師のライフプランについてはこちらの記事をご覧ください。

こんな人に特におすすめ

  • なんとなく貯金だけはしてるけど、増やし方がわからない
  • やってみたいけど投資って怖い…と思っている

💊 3. 『薬の比較と使い分け100』(児島悠史・著)

──現場で本当に使える「薬剤師の実力」が身につく定番書

薬剤師国家試験お疲れ様でした。いざ薬剤師として現場に出てみると

あれ、この薬とあの薬、何が違うんだっけ?

と戸惑った経験はありませんか?

添付文書の用法も併用禁忌もわかっているけど患者さんに

「この薬は前のと何が違うの?」

と聞かれると、どう答えていいか詰まってしまう

そんな瞬間は、薬剤師なら誰にでもあるはずです。

同じ系統の薬でも適応や剤形、背景疾患によって処方が異なる現実。

新人薬剤師がよく悩む「この薬、なんでこの選択なの?」という疑問に明確な答えを与えてくれる一冊です。

例えばフロセミドとトラセミド、同じループ利尿薬でもそれぞれの特徴を持っており、その違いについて説明されています。

薬歴記載・服薬指導・疑義照会の場面で「自信を持って説明できる力」がつく一冊です。

こんな人に特におすすめ

  • 処方意図をきちんと理解したい
  • 投薬や指導で“腑に落ちない”ことが多い

まとめ:この3冊で、あなたの薬剤師人生が変わる

薬剤師としてのキャリアは、単に知識や技術を磨くだけではなく、「どう生きたいか」「どう働きたいか」を見つめ直すことから始まります。

今回紹介した3冊は、それぞれ

  • 『生き方』→ 価値観と人生の軸
  • 『お金の大学』→ 社会人としての経済リテラシー
  • 『薬の比較と使い分け100』→ 実践的な薬剤師スキル

という異なる視点から、新人薬剤師を支えてくれる“教養の柱”です。

まずは1冊、自分が一番気になった本から読んでみてください。それが、確実に「あなたのこれから」を変える一歩になります。

ここまで読んでくださった読者の方々ありがとうございます。

リンク先には公式サイトを掲載しておりますので、ご購入の際には利用いただけますと幸いです。

今後も皆様の役に立てるような情報を発信していきたいと思いますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

ABOUT ME
もち💊
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薬剤師/ファイナンシャルプランナー/日商簿記2級/TOEIC 735
新卒で併設型のドラッグストアに就職。管理薬剤師、新店立ち上げを経てスタートアップの中小薬局に転職。薬剤師の他に日商簿記2級、ファイナンシャルプランナー3級、TOEIC LR 735点を取得しています。 一人でも多くの薬剤師にお金に不自由ない暮らしをしてもらえるようお金の知識について発信中です!
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